労災保険
労災保険というのは、労働者の業務上又は通勤途上の怪我や死亡、休業といった事故に対して療養費、休業手当、障害年金(一時金)、遺族年金(一時金)といった補償をする制度です。
あまり一般的ではありませんが、一定の業務に従事する場合の病気も補償の対象です。
又、勤務している会社が倒産した場合など、賃金の未払いが発生した場合の未払い賃金の立て替え払い事業も行っています。
保険料は全額事業主負担です。
労災保険は労働者を雇い入れたと同時に発生する保険です。
身内、役員等経営者側の立場の人以外を雇い入れたら手続きをしなければなりません。
たとえば週に数回短時間勤務のアルバイトやパートといった働き方をする人も適用になります。
未手続のままで労災事故が起こると、遡って2年分の保険料徴収の他、給付額の40%から100%の費用徴収があります。